ヨーグルトの賞味期限が迫ってきたとき、「どうやって使い切ろう?」と悩んだことはありませんか。朝食やデザートだけではなかなか減らず、気づけば冷蔵庫の奥に何個も…なんてことも。
そんなときこそ試してほしいのが、ヨーグルトを「おかず」に活用するアイデアです。
実はカレーやタンドリーチキンのような定番料理から、炊飯器ひとつで作れるピラフ、フライパンひとつで手軽に作れる主菜、副菜まで、ヨーグルトは驚くほど幅広く使える万能食材。しかもレシピの中には、チーズケーキ風おかずディップや、見た目も味も満足感のあるサラダなど、「こんな使い方があったんだ!」と思えるアイデアがたくさんあります。
本記事では、そんなヨーグルトの大量消費にぴったりなレシピや活用法を、使いやすさ・作りやすさにこだわってご紹介します。
忙しい日々のごはん作りが少し楽になったり、「あと一品」がすぐ決まったり。そんな暮らしをちょっと快適にするヒントを詰め込みました。
冷蔵庫に眠っているヨーグルトを、今日から主役にしてみませんか?
- ヨーグルトをおかずとして活用するための基本的な使い方や調理法
- ヨーグルトと相性の良い食材や調味料の組み合わせ
- ヨーグルトを大量に使える主菜・副菜レシピの具体例
- 期限が近いヨーグルトの見極め方と安全な使い切り方法
ヨーグルトをおかずに活用!大量消費できる理由と上手な使い方

- ヨーグルトは「調味料」になる?驚きの活用術
- 加熱しても大丈夫?乳酸菌や風味の残り方
- 相性抜群の食材&調味料まとめ
- 期限ギリでも使える?見極め方と注意点
- 水切りヨーグルト&ホエー活用の裏ワザ
ヨーグルトは「調味料」になる?驚きの活用術
ヨーグルトといえば、スイーツや朝食の定番というイメージが強いかもしれません。
でも実は、ヨーグルトは「調味料」としても優秀なポテンシャルを秘めた食材なんです。
プレーンヨーグルト(無糖)は、酸味・コク・なめらかさ・発酵由来の旨みを持っており、料理の中で「乳製品系の調味料(生クリーム・マヨネーズ・味噌など)」の代わりとして活用できます。
たとえば…
さらに水切りヨーグルトを使えば、「チーズのようなコクと濃度」も加わり、ディップソースやタルタル風のソース、冷製スープのベースとしても大活躍します。

調味料=液体や粉だけじゃないんだね。
発酵由来のうま味が、意外と料理全体を引き立ててくれるんだよ
ヨーグルトを調味料として使うという視点を持つと、「おかずとして使い切る」幅が一気に広がります。
冷蔵庫の片隅で眠らせていたヨーグルトも、これで一軍入り間違いなしです。
加熱しても大丈夫?乳酸菌や風味の残り方
「ヨーグルトって加熱してもいいの?」
「乳酸菌が死んじゃうなら、意味ないんじゃ…」
そう思っている方も多いかもしれません。
結論から言うと、ヨーグルトは加熱してもOK。
確かに、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の多くは60〜70℃以上で死滅してしまいますが、“死んだ乳酸菌”にも整腸作用があることが近年の研究で分かっています。
つまり、「加熱=意味がない」というわけではないんです。
また、ヨーグルトを加熱することで得られるメリットもたくさんあります。
特に、味噌・カレー粉・トマト・にんにくなどとの組み合わせでは、ヨーグルトの風味が味全体をまろやかにまとめてくれるため、「おかずに使う」際の調味効果としては非常に優秀なんです。

菌が死んでも、ワシらの腸は喜ぶもんじゃ。
ヨーグルトは“味の引き立て役”としても見事な働きをするぞぃ
ヨーグルトは「冷たいまま食べるもの」という先入観を少し変えるだけで、調理の幅がぐっと広がります。特に大量に余ったときは“加熱で消費”がかなりおすすめです。
相性抜群の食材&調味料まとめ

ヨーグルトをおかずに活用するなら、相性のいい食材や調味料を知っておくことがカギ。
実は、意外にもいろんな食材と組み合わせることができて、普段の食卓がぐっと楽しくなるんです。
ここでは、特におすすめの組み合わせを「食材」「調味料」それぞれに分けて紹介します。
ヨーグルトと相性がいい【食材】
食材カテゴリ | 具体例 | 特徴 |
---|---|---|
肉類 | 鶏むね肉、鶏もも肉、豚ロース | 漬け込むとしっとり柔らかに!臭み消しにも◎ |
魚介類 | 鮭、さば、エビ | 塩味のきいた魚にヨーグルトでまろやかさプラス |
野菜 | かぼちゃ、きゅうり、ブロッコリー、キャベツ、ナス | 和え物・サラダ・ナムル系にぴったり |
芋・豆類 | じゃがいも、ひよこ豆、レンズ豆 | デリ風サラダやディップに変身 |
ヨーグルトと相性がいい【調味料・香味素材】
調味料・素材 | 合わせた時の特徴 |
---|---|
味噌 | 発酵×発酵でコクUP!漬け床や和えダレに |
カレー粉/ガラムマサラ | 酸味がスパイスをまろやかに整える |
にんにく・しょうが | 香味と発酵の絶妙コンビで料理がグレードアップ |
ごま油・塩 | 韓国風ナムルやあえものに変化 |
レモン汁・ハーブ | さっぱり爽やかな風味を加える |
オリーブオイル・こしょう | 洋風ディップやサラダドレッシング向き |

ヨーグルトの酸味とコクは、味をつなぐ力があるのじゃ。
食材も調味料も、思った以上に合うものが多いんじゃよ!
こうして見ると、ヨーグルトは“和・洋・中・エスニック”すべての料理に応用できる万能選手。レシピを選ばず、いろんな家庭の味に寄り添ってくれる心強い存在です。
冷蔵庫に余りがちな野菜や、下味に迷うお肉など…
「何かに使いたい」=「ヨーグルトが使えるかも」と発想を切り替えてみてくださいね!
期限ギリでも使える?見極め方と注意点
「ヨーグルト、あと2日で賞味期限…これってもう危ない?」
そんな不安、誰しも一度は感じたことがあるはず。
結論から言うと、賞味期限ギリでも“見極め”ができれば、十分おいしく・安全に使えます。
ただし、いくつかの注意点を守ることが前提です。
まず知っておきたい「賞味期限」と「消費期限」の違い
つまり、賞味期限を1〜2日過ぎても、状態が良ければ問題ないケースが多いんです。
まだ使える?判断のポイントはこの3つ
チェック項目 | 見極め方 |
---|---|
見た目 | カビがないか、分離が不自然でないか |
におい | 酸っぱすぎる、腐敗臭がしないか |
味見(少量) | 強い苦味・刺激を感じたらNG |
👉 少しでも「おかしいな?」と思ったら無理に使わず、破棄がベストです。
期限が近いヨーグルトは「加熱調理」向き!
賞味期限が迫っている場合は、生食よりも「加熱料理」に使うのが安心&おすすめ。

加熱すれば安心して使えるのね〜!これでムダにせずに済むわ♪
ヨーグルトは発酵食品だからこそ、ある程度の酸味や変化は自然なこと。
でも、「このまま使っていいのかな?」と不安なときは、『五感でチェック+火を通す』調理法を組み合わせて、安全に使い切っていきましょう。
水切りヨーグルト&ホエー活用の裏ワザ

ヨーグルトをおかずに活用するなら、絶対に覚えておきたいのが「水切りヨーグルト」と、その副産物である「ホエー(乳清)」の使いこなしテクニック!
どちらも料理の幅を広げる万能素材で、実はおかずにも大活躍してくれるんです。
水切りヨーグルトってどんなもの?
プレーンヨーグルトをキッチンペーパーやガーゼで包み、数時間おいて水分(ホエー)を抜いたものが「水切りヨーグルト」。食感はクリームチーズのような濃厚さで、味にコクと深みが出るのが特長です。
水切りヨーグルトのおすすめ活用法
使い方 | 料理の例 | メリット |
---|---|---|
ディップソースに | カレー味、ハーブ系、ごま味噌など | 野菜やチキンに合う!作り置きもOK |
タルタル風ソースに | 魚フライやカツと相性◎ | マヨ控えめでヘルシー&濃厚 |
和え物のベースに | キャベツナムル、かぼちゃサラダなど | なめらかさUP+水っぽくならない |
チーズ代わりに | グラタン・ドリアなど加熱系 | まろやかさとコクが加わる◎ |
ホエー(乳清)って捨ててない?実は栄養の宝庫!
キッチンペーパーなどでヨーグルトを水切りすると、容器の底に溜まってくる透明な液体がありますよね。それが「ホエー(乳清)」です。実はこれ、栄養の宝庫なんです。
捨てるなんてもったいない!
ホエーのおすすめ活用法
使い方 | メニュー例 | 効果・特徴 |
---|---|---|
肉の下味に使う | チキンカツ、タンドリーチキン | 肉質がやわらかくなる!臭み消しにも◎ |
炊飯時に入れる | ごはん、リゾット、ピラフなど | ふっくら炊けて風味UP |
スープや味噌汁に少量加える | 味噌汁、ミネストローネなど | 乳酸の酸味で味がまろやかに整う |
パンやホットケーキの水分に | ホットケーキミックス使用時など | ふんわり焼き上がる+栄養UP |

ヨーグルトって“出がらし”みたいに思ってたけど…こんなにいろいろ使えるんだね!
ヨーグルトは、水分を分けることで“二刀流食材”に進化します。
水切りヨーグルトは濃厚な万能調味料、ホエーは滋味あふれる隠し素材。この2つを上手に使い分ければ、余ったヨーグルトが宝物に変わるはずです!
ヨーグルトを大量消費!ガッツリ主菜おかずレシピ5選

- 豚ロースのヨーグルト味噌漬け焼き
- ヨーグルトたっぷりタンドリーチキン(フライパンでOK)
- 炊飯器でつくるタンドリーピラフ
- まろやかバターチキンカレー
- サバのヨーグルトみそ煮(缶詰でOK)
豚ロースのヨーグルト味噌漬け焼き

ヨーグルトと味噌のダブル発酵パワーで、豚ロース肉が驚くほどやわらかくジューシーに。
鶏むね肉でも人気のある組み合わせですが、脂ののった豚肉と合わせることで、食べごたえのある主菜になります。下味さえつけておけば、焼くだけで一品完成するので、忙しい日のごはん作りにもぴったりです。
材料(2人分)
作り方
- ポリ袋やバットにヨーグルト、味噌、みりん、しょうゆ、にんにくを混ぜ合わせ、豚ロース肉を加えてしっかりもみ込む
- 冷蔵庫で1晩〜6時間ほど漬け込む(短時間でもOKだが、漬けるほどやわらかく)
- 焦げつき防止のため、漬けだれを軽く拭ってから、フライパンで両面をこんがり焼く
- 火が通ったら食べやすく切って器に盛り、好みで七味やすりごまをふって完成
ヨーグルトの酸で肉の繊維がほどけるようにやわらかくなり、味噌のコクでしっかりとした味わいに。
ごはんとの相性も抜群で、冷めても美味しいのでお弁当にも向いています。

豚肉のうまみが引き立っていて、定食屋さんみたいな味だ。これはリピート確定だな
冷蔵庫で余ったヨーグルトの消費にも役立ち、調味料もシンプル。「ヨーグルトはスイーツだけじゃない」と実感できる、頼れる主菜です。
ヨーグルトたっぷりタンドリーチキン(フライパンでOK)

ヨーグルトの大量消費レシピといえば、まずおすすめしたいのがこのタンドリーチキン。
漬け込み液としてだけでなく、焼きあがった後に絡めるソースとしてもヨーグルトを使うことで、1品で200g以上のヨーグルトをしっかり使えます。
さっぱりとした酸味とスパイスの香りが食欲をそそる、ボリューム主菜です。
材料(2人分)
作り方
- 鶏もも肉は余分な脂を除き、一口大に切る
- 漬け込み液(ヨーグルト150g・ケチャップ・カレー粉・塩・にんにく・しょうが)を混ぜ、鶏肉を加えてよくもみ込み、冷蔵庫で2〜3時間以上漬ける(できれば半日)
- フライパンにサラダ油を熱し、汁気を軽く切った鶏肉を並べて中火で焼く
- 焼き色がついたら裏返し、ふたをして弱火で中まで火を通す
- 火を止め、残りのヨーグルト50gを加えて全体に絡め、さっと加熱して完成(煮詰めすぎない)
スパイスの香りとともにヨーグルトの酸味が後味をさっぱりと整えてくれるので、脂のある鶏もも肉でも重たく感じません。また、ソースに追加したヨーグルトで味がまろやかになり、お子さんにも食べやすい味わいです。

200gも使ったのに、家族全員でペロリね。こんなに消費できるなんて最高!
パンに挟んでサンドイッチにしたり、ナンやピラフに添えたりと、応用の幅も広い一品。冷蔵庫に余ったヨーグルトを、気持ちよく使い切りたいときにおすすめです。
炊飯器でつくるタンドリーピラフ

ヨーグルトを使ったタンドリーチキン風の味付けを、炊飯器でごはんごと炊き込んだボリューム満点の一品です。
下味の手間は最小限、それでいてスパイスの風味とヨーグルトのコクがごはん全体にしっかり染み込んで、家族みんなが喜ぶ主食おかずになります。
炊飯器まかせで同時に主菜と主食が完成するので、忙しい日や作り置きにも便利です。
材料(2合分/約3~4人前)
作り方
- 鶏もも肉は一口大に切る
- ヨーグルト、カレー粉、ケチャップ、塩、にんにく、しょうがを混ぜ、鶏肉を加えてよく絡める
- 炊飯器に吸水させた米、下味をつけた鶏肉、ミックスベジタブルを入れる
- 2合の目盛りまで水を注ぎ、軽く混ぜて通常通りに炊く
- 炊き上がったら全体をよく混ぜて、器に盛る
スパイスの香りとチキンのうまみが米にしっかり移っていて、冷めてもおいしく、おにぎりやお弁当にもぴったりです。ヨーグルトのおかげで鶏肉がやわらかく、油を使わずに調理できるのも嬉しいポイント。

これ、カレーとピラフのいいとこ取り!ワンプレートで大満足だね
具材を変えればアレンジも自由自在。
野菜たっぷりにしてもいいし、ウインナーやツナを使えば子どもウケも抜群です。ヨーグルトの大量消費にもぴったりな、お手軽かつ満足感のあるレシピです。
まろやかバターチキンカレー

ヨーグルトとトマトの酸味、バターのコクが溶け合った、まろやかで食べやすいバターチキンカレーは、ヨーグルト大量消費にもぴったりの一品です。
スパイシーすぎず、子どもから大人まで楽しめる味わいなので、家庭の定番カレーにもおすすめ。冷蔵庫にある食材で手軽に作れるのに、仕上がりはレストラン風です。
ヨーグルトは鶏肉の下味にも、仕上げのコク出しにも使えるので、一度にたっぷり使えるのも嬉しいポイントです。
材料(2~3人分)
作り方
- 鶏もも肉は一口大に切り、ヨーグルト(半量50g)・にんにく・しょうがと一緒に揉み込み、30分以上漬ける
- フライパンに油を熱し、玉ねぎをじっくり炒める(飴色になるまでが理想)
- トマト缶・カレー粉・砂糖・塩を加え、5分ほど煮詰める
- 漬け込んだ鶏肉を漬け汁ごと加え、中火で火を通す
- 残りのヨーグルトと牛乳(または生クリーム)を加え、さらに5分ほど煮る
- 最後にバターを加えて溶かし、全体をなじませて完成
ヨーグルトが加わることで、トマトの酸味がまろやかになり、コクがしっかりと出ます。
カレー粉だけでも深い味わいになり、ルウを使わないぶん、油分や塩分を抑えられるのも嬉しいところ。

お店で食べるカレーみたい!でも家で作れるってうれしいわ~
たくさん作って冷凍保存もできるので、ヨーグルトを余らせがちな時期には特におすすめです。パンにもごはんにもよく合う、万能カレーをぜひお試しください。
サバのヨーグルトみそ煮(缶詰でOK)

手間いらずなのに、しっかり美味しい――そんな“あと一品”にぴったりなのが、サバ味噌煮缶とヨーグルトを使った簡単アレンジ。
ヨーグルトを加えることで、味噌の塩気がまろやかに中和され、よりクリーミーでコクのある煮物に変化します。加熱不要なので、火を使いたくないときにも重宝します。
材料(2人分)
作り方
- サバ缶の中身(身・汁すべて)を耐熱ボウルにあけ、ヨーグルトとしょうがを加えて軽く混ぜる
- ラップをふんわりとかけて、電子レンジで加熱(600Wで2分ほど)
- 加熱後、味を見て足りなければ味噌やしょうゆで調整する
- 器に盛り、お好みで七味唐辛子をふって完成
ヨーグルトが加わることで、特有の缶詰臭さがぐっと抑えられ、和風とも洋風ともいえるようなやさしい味に。
白ごはんにも、パンにも合う仕上がりです。

これで缶詰とは思えん味じゃ。ヨーグルト、恐るべし…
使うヨーグルトの量もたっぷりなので、大量消費の観点でも◎。
気軽に試せて意外とクセになる、手軽な“ごちそう”おかずです。ますし、ヨーグルトをおかずで使う際の“副産物レシピ”として家計にもやさしい一品です。
ヨーグルトの大量消費に役立つ!簡単副菜おかず5選

- かぼちゃとヨーグルトのデリ風サラダ
- ブロッコリーのトロたまサラダ
- きゅうりのヨーグルト味噌漬け
- 水切りヨーグルトのチーズケーキ風ディップ(200g使用)
- キャベツのヨーグルトナムル(韓国風)
- ヨーグルトをおかずで大量消費!賢く使い切るポイントまとめ
かぼちゃとヨーグルトのデリ風サラダ

ホクホクのかぼちゃにヨーグルトを合わせた、デパ地下風のクリーミーなサラダです。
マヨネーズを控えめにしつつ、ヨーグルトで軽やかに仕上げるので、コクはありつつ後味はさっぱり。女性や子どもにも人気のある一品です。
冷蔵庫でよく冷やしておくと、しっとりなめらかな口当たりになり、副菜としてだけでなくパンと合わせた軽食にもなります。
材料(2〜3人分)
作り方
- かぼちゃは種と皮を取り、ひと口大に切って柔らかく蒸すかレンジで加熱する(目安は600Wで約5分)
- 粗熱が取れたらボウルに入れて軽く潰す(食感を残してもOK)
- ヨーグルト、マヨネーズ、塩、こしょうを加えて混ぜる
- レーズンとアーモンドを加え、全体をさっくり和える
- 器に盛って、冷蔵庫で15分ほど冷やしてなじませる
ヨーグルトの酸味がかぼちゃの甘みを引き立てて、飽きのこない味わいになります。レーズンやナッツで食感や甘みをプラスすれば、カフェ風のおしゃれな仕上がりに。

マヨネーズだけのかぼちゃサラダより、軽くて食べやすいの。おもてなしにもよさそうね
作り置きしておけば、もう一品ほしいときに重宝します。ヨーグルトをおかずとして活用するレパートリーに、ぜひ加えてみてください。
ブロッコリーのトロたまサラダ

温泉卵のような“トロたま”と彩りの良いブロッコリーを合わせた、満足感のあるサラダです。
仕上げには、ヨーグルトとマヨネーズを組み合わせた自家製ドレッシングをかけることで、まろやかさとさっぱり感のバランスが絶妙に整います。ヨーグルトの酸味がマヨネーズのくどさを抑えてくれるため、食べやすく、後味も爽やか。
冷蔵庫にある材料で手軽に作れるので、あと一品ほしいときや、お弁当のおかずとしてもぴったりです。
材料(2人分)
作り方
- 卵は耐熱容器に割り入れ、爪楊枝で黄身に穴をあける
- ふんわりラップをしてレンジ(600W)で約40秒加熱し、半熟状態にする
- ブロッコリーは小房に分け、レンジまたは熱湯で柔らかくゆでる
- ベーコンは細切りにしてフライパンでカリッと焼く
- ボウルにマヨネーズ、ヨーグルト、牛乳、粉チーズ、にんにく、塩・こしょうを混ぜてドレッシングを作る
- ブロッコリーとベーコンをドレッシングで和え、皿に盛ってから中央に半熟卵をのせる
卵を崩しながら食べれば、黄身のまろやかさが全体にからまり、コクのあるサラダになります。ヨーグルトの酸味がほんのり効いていて、重たくなりすぎないのが嬉しいポイントです。

このたまご、ぷるぷるでうま〜!ブロッコリー好きになっちゃうかも!
彩りもよく、食卓を華やかに見せてくれるレシピ。特別な材料は使っていないのに、ちょっとしたごちそう感が演出できます。ヨーグルトの副菜レパートリーとして、ぜひ定番に加えてみてください。
きゅうりのヨーグルト味噌漬け

ヨーグルトと味噌、どちらも発酵食品で知られる存在。
この2つを使った「ヨーグルト味噌漬け」は、腸内環境を整えるのに役立つ成分を一緒に摂取できる点で、体にやさしいおかずになります。
ただし、ぬか漬けやキムチのように「漬けることで発酵が進むタイプの漬物」とは異なり、この漬物自体が発酵するわけではありません。ヨーグルトと味噌の乳酸菌や酵素などをそのまま食べることで、腸活につながる可能性がある、という位置づけです。
このレシピは、冷蔵庫で漬けておくだけで完成するので、忙しい日のお助け副菜としても重宝します。
あと一品ほしいときや、箸休めにもぴったりの一皿です。
材料(作りやすい分量)
作り方
- きゅうりはヘタを落として縦半分に切り、さらに長さを半分にカットする(味が染みやすくするため、軽く包丁で叩いてもOK)
- 味噌とヨーグルトを混ぜて、ジッパー付き袋または保存容器に入れる
- きゅうりを漬け込み、冷蔵庫で半日〜一晩ほど寝かせる
- 食べる直前に軽く味噌ダレを拭き取り、食べやすい大きさに切って盛りつける
しっかり漬ければ漬けるほど、酸味とコクが深まり、ごはんのおともやお酒のおつまみにもなる味わいに。
短時間で浅漬け風に仕上げることもできるので、好みに応じて漬け時間を調整してみてください。

ぬか床いらずでこの味わいとは…これは現代版の知恵漬けじゃのう
冷蔵庫で2~3日は保存可能なので、常備菜としても便利です。ヨーグルトをおかずに活用する上で、“漬ける”という選択肢も、ぜひ取り入れてみてください。
水切りヨーグルトのチーズケーキ風ディップ(200g使用)

ヨーグルトをたっぷり200g使って作る、チーズケーキのようなコクと酸味が楽しめるおかずディップです。
スイーツ感のある見た目ながら、塩気を効かせればクラッカーや野菜スティックにぴったりな一品になります。
水切りヨーグルトを活用することで、余分な水分がなく濃厚な味わいに仕上がり、まさに“チーズ不使用のチーズディップ”。
材料(作りやすい分量)
作り方
- ヨーグルトはキッチンペーパーを敷いたザルにあけ、半日〜1晩かけて水切りする(冷蔵庫推奨)
- 水切り後、約200gになったヨーグルトに、はちみつ、レモン汁、塩を加えてよく混ぜる
- お好みでにんにくや黒こしょうを加えて味を調え、器に盛る
- クラッカーやきゅうり、にんじん、セロリなどを添えて完成
甘めに仕上げればスイーツ風、塩気を強めにすると前菜やおつまみに。味付け次第で表情が変わる万能ディップです。

見た目はスイーツだけど、野菜にも合う!これ、おしゃれなお店に出てきそう!
ヨーグルトの酸味とまろやかさを活かした副菜レシピとして、大量消費の強い味方になってくれる一品。
水切りで残ったホエーは、スープや味噌汁に入れてもOK。ヨーグルトの魅力を余すことなく使える、エコでおいしいメニューです。
キャベツのヨーグルトナムル(韓国風)

あと一品にぴったりの、簡単&時短副菜。ヨーグルトを使ってナムル風に仕上げた一皿です。
ナムルといえばごま油と塩で仕上げるのが定番ですが、ここにヨーグルトを加えることで、コクがあるのに重たくない、ちょっと新しい風味が楽しめます。キャベツの甘みとヨーグルトの酸味がよく合い、ごはんとも相性抜群です。
火を使わずに作れるので、暑い日や忙しい日の副菜にもおすすめです。
材料(2~3人分)
作り方
- キャベツは一口大にちぎり、耐熱ボウルに入れてふんわりラップをし、電子レンジで加熱(600Wで約2分)
- 加熱後、水気をしっかり絞って粗熱を取る
- ヨーグルト、ごま油、塩、にんにくを混ぜたタレとキャベツを和える
- 仕上げにごまをふって、軽く混ぜて完成
ヨーグルトが乳製品とは思えないほど韓国風の調味料とよくなじみ、あっさりしつつも満足感のある副菜になります。お好みで豆もやしやにんじんの千切りを加えれば、彩りもアップしてナムル盛り合わせにも応用できます。

ヨーグルトをナムルに使うとは…韓国料理と意外に相性がいいんだな。発酵食つながりってことか
冷蔵庫でしばらく味をなじませると、さらにおいしくなるので、作り置きしておくのもおすすめです。ヨーグルトの新しい使い道として、ぜひ試してみてください。
ヨーグルトをおかずで大量消費!賢く使い切るポイントまとめ
▶ 参考リンク:ヨーグルトの活用に役立つ情報
ヨーグルトを使った多彩なおかずやデザートレシピが掲載されています。
自家製ヨーグルトでコスパ抜群の腸活を。おいしいオリジナルレシピも豊富。