張り切って手作りしたものの、泥のように変色してしまったり、青臭いや渋みが残って「バナナジャム、まずい…」とがっかりした経験はありませんか。
実は、レモンなしでの調理や手軽なレンジの使用、砂糖不使用といった作り方は、味がぼやける原因になりやすいのです。
でも、諦めないでくださいね。
はちみつやシナモンでコクを出す人気のレシピや、安全に日持ちさせるコツを知れば、お店のような黄金色の仕上がりになります。
この記事では、失敗しない作り方の秘訣はもちろん、万が一失敗してしまった時の救済リメイクや賢い使い道まで、毎日の食卓を美味しくするアイデアを余すことなくご紹介します。
- 茶色やピンクに変色したバナナジャムが食べられるかどうかの判断基準
- 渋みや青臭さが出てしまい「まずい」と感じる科学的な原因
- 失敗してしまったジャムを絶品カレーやスイーツに変える救済リメイク術
- 次は絶対に失敗しないための黄金比レシピと保存方法のコツ
バナナジャムがまずい原因と変色の正体

張り切って作ったバナナジャムが、想像していた黄金色ではなく、黒ずんだり味がイマイチだったりすると本当にショックですよね。
でも、自分を責めないでください。バナナは果物の中でも特に「ジャムに加工するのが難しい特性」を持っています。
一般的なフルーツジャム(イチゴやブルーベリーなど)は酸味が強く、煮込むだけで鮮やかな色ととろみが出やすいのですが、バナナは「酸が少ない」「酵素が強い」「デンプン質が多い」という三重苦を抱えています。
まずは、なぜ「見た目」や「味」が悪くなってしまうのか、その敵の正体をしっかりと知ることから始めましょう。
茶色やピンクに変色しても食べて大丈夫?

鍋の中のバナナジャムが茶色や黒、あるいはピンク色に変色してしまうと、「腐ってしまったのではないか」「カビが生えたのではないか」と不安になる方は多いと思います。
結論からお伝えすると、色の変化だけで直ちに「危険」と判断する必要はありません。しかし、だからといって「色が変でも臭わなければ絶対安全」と言い切れるわけでもないのです。
ここでは、変色の理由と、安全に食べるための正しい判断基準をしっかり解説します。
なぜ茶色や黒に変色するの?
この変色の主な原因は、バナナに含まれる「ポリフェノール」と、切ったり潰したりした際に活性化する「酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)」が、空気中の酸素と反応することによるものです。
この現象は「酵素的褐変」と呼ばれ、リンゴの切り口が茶色くなるのと同じ自然な化学反応です。
ポリフェノールが酸化され、化学変化を経て「メラニン様の褐色物質」が生成されることで、見た目が茶色〜黒っぽく変化します。
つまり、この黒ずみ自体は腐敗ではなく、バナナの成分が変化したものなのです。
不気味な「ピンク色」の正体
また、「バナナジャムを作ったらピンク色になった」というご相談も少なくありません。
見慣れない色のため「カビでは?」と疑ってしまいがちですが、これも品質劣化とは異なるケースが多いです。
食品メーカーのキユーピー株式会社も、バナナを使った加工食品について、バナナに含まれる成分(ポリフェノールなど)と酵素が反応し、加熱条件などによってピンク色に見える場合があると説明しており、品質上の問題はないとしています。
(出典:キユーピー株式会社「「バナナプリン」がいつもよりピンクっぽいのですが、大丈夫ですか?」)
安心して判断するためのチェックポイント
とはいえ、色が悪いと不安ですよね。変色が「単なる化学反応」なのか、それとも「腐敗のサイン」なのかを見極めるために、以下のポイントを必ず確認してください。
ここで重要なのは、「臭いや味だけで安全性を断定しないこと」です。食中毒菌の中には、味や臭いに変化をもたらさないものも存在します。
特に、保存条件に不安がある場合(清潔でない瓶を使った、常温で放置したなど)は、たとえ見た目や臭いに異常がなくても、「食べない」という判断を優先することが最も安全です。

そっか、見た目だけじゃなくて、どうやって保存したかも大事なんだね。ちょっとでも怪しかったら食べるのは我慢するよ!
渋みやえぐみが残る最大の理由はバナナの熟度

「砂糖をたっぷり入れたはずなのに、後味がなんだか渋い」「舌がピリピリするようなえぐみがある」とお悩みの方も多いでしょう。
この不快な味の原因はいくつか考えられますが、その中でも特に大きな要因となるのが「バナナの熟度不足」です。
加熱しても消えにくい「タンニン」の罠
まだ青みが残っている、あるいは黄色くても若いバナナには、「タンニン」という渋み成分が多く含まれています。
これは、渋柿の渋み成分と同じ「タンニン類(ポリフェノールの一種)」の仲間です。
非常に残念なお知らせですが、この若いバナナに含まれるタンニンによる渋みは、加熱調理をしても、後から砂糖を足しても、完全に消し去ることは非常に困難です。
タンニンは、他の成分(タンパク質など)と結合することで渋みを感じにくくなる性質がありますが、ジャムのように煮詰めて水分を飛ばす調理法では、成分が凝縮されるため、むしろ渋みが強調されて感じてしまうことさえあります。
「煮込めば甘くなって渋みも消えるはず」という期待は、バナナジャムにおいては通用しにくいのです。
成功の鍵は「シュガースポット」
美味しいバナナジャムを作るための絶対条件は、皮に「シュガースポット(黒い斑点)」が出ている完熟バナナを使うことです。
バナナは熟成する過程で、デンプンが糖に変わって甘くなるだけでなく、タンニンが不溶化(水に溶けにくくなる)したり、重合(成分同士がくっつく)したりすることで、私たちが口にした時に渋みを感じにくい状態へと変化します。
特売で買ったばかりのきれいな黄色いバナナではなく、見切り品コーナーにあるような、香りが強く柔らかいバナナこそが、ジャム作りにおける最高のエリートなのです。

若いバナナは元気じゃが、ジャムにするには修行が足らんのじゃ。黒い斑点は甘さの勲章。これが出たバナナを使うのが古来からの知恵じゃよ。
レモンなしやレンジ調理は青臭い失敗の元

手軽に作りたいからといって、レシピにある「レモン汁」を省略したり、お鍋を使わずに「電子レンジ」だけで加熱したりしていませんか。
実はこれらの工程を省くことが、バナナ特有の「青臭さ」や「ぼやけた味」、そして「変色」を引き起こす失敗の要因の一つになっている可能性があります。
レモンは「味付け」ではなく「変色防止剤」
まず、バナナは他の果物(イチゴやブルーベリーなど)に比べて、酸味が非常に少ない(pHが高い)フルーツです。
そのため、酸味のあるレモン汁を加えないと味が引き締まらず、ただ甘ったるいだけのぼやけたペーストになりがちです。
さらに重要なのが、レモンの持つ「酸化防止効果」です。
レモンに含まれる「ビタミンC(アスコルビン酸)」や「クエン酸」は、バナナの変色酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)の働きを抑える強力なバリアとなります。
「酸っぱいのが苦手だから」といってレモンを省略すると、酵素の活動を抑えることができず、調理中にも酸化が進んでしまい、みるみるうちに黒ずんだジャムになってしまうリスクが高まるのです。
電子レンジ調理の意外な落とし穴
また、電子レンジ調理は洗い物も少なく便利ですが、バナナジャム作りに関しては、鍋で作るよりも失敗のリスクが高まるため、あまり推奨できません。その最大の理由は「加熱ムラ」です。
バナナの変色酵素を働かなくさせる(失活させる)ためには、ジャム全体を酵素が失活する温度帯(一般的に60〜80℃以上)まで上昇させ、十分に加熱する必要があります。
しかし、電子レンジは食品を均一に加熱するのが苦手です。容器の中で「熱々の部分」と「まだぬるい部分」の温度差が生じやすく、ぬるい部分では酵素が失活せずに働き続けてしまう可能性があります。
また、鍋で煮込む場合と比べて、バナナに含まれる独特の青臭い香り成分(揮発性成分)が十分に飛ばないまま残ってしまうことも考えられます。
「どうしてもレンジで作りたい」という場合は、こまめに取り出してしっかりかき混ぜ、加熱ムラを極力なくす工夫が必要ですが、失敗なく黄金色のジャムを作りたいなら、やはりお鍋で一気に加熱する方法が一番の近道です。

楽をしてレンジで作ったら、熱いところと冷たいところがあって、なんだか生っぽい臭いが残っちゃったのよね…。やっぱりお鍋でコトコト、均一に火を通すのが美味しく作るコツなのね!
砂糖不使用はNG?味がぼやける科学的理由
最近は健康志向から「砂糖不使用」や「砂糖控えめ」のレシピも人気ですが、ジャム作りにおいて砂糖を極端に減らすことには、いくつかのデメリットが伴います。
砂糖は単なる甘味料以上の役割を持っており、安易に減らすと「味がぼやける」「とろみがつかない」といった失敗につながりやすくなるからです。
砂糖が果たす3つの科学的役割
美味しいジャムを作るために、砂糖は次のような重要な機能を果たしています。
このように、果物の種類によって「とろみの出やすさ」や「酸の重要性」は大きく異なります。
たとえば、バナナと同じくペクチンや酸の扱いが難しい果物に「柿」があります。
バナナ以外の果物で起こりやすい失敗例や、ペクチンと酸の関係をさらに具体的に知りたい方は、柿ジャムまずい…でも大丈夫!美味しく変える簡単アレンジ術の記事も参考にしてみてください。
他を知ることで、バナナジャム成功のヒントも見えてくるはずです。
砂糖なしで作る場合の注意点
砂糖を使わずに、あるいは極端に減らして作ると、どうなるのでしょうか。
まず、とろみがつきにくく水っぽい仕上がりになり、パンに塗っても垂れてしまうことがあります。
また、味の輪郭がぼやけてしまい、「バナナをただ潰して煮ただけ」のような、締まりのない味に感じやすくなります。
さらに注意が必要なのが「保存性」です。糖度が低いジャムは菌が繁殖しやすいため、保存期間が短くなります。
調理器具の衛生状態や保存温度にもよりますが、一般的な高糖度のジャムに比べてカビが生えるリスクが高まるため、冷蔵庫で保存し、数日〜1週間程度を目安に早めに食べ切る必要があります。
絶品に変身!失敗ジャムの救済リメイクと使い道

さて、ここからがこの記事で一番お伝えしたい救済パートです。目の前にある「色が黒くて、なんだか渋い、味が決まらないジャム」。捨てるのはまだ早いです!
衛生的に問題がなければ、以下の方法でアレンジしてみましょう。失敗作が、驚くような絶品料理の材料に生まれ変わります。
【最強の使い道】カレーの隠し味(チャツネ風)にする
これが最もおすすめの救済策です。インド料理や欧風カレーには、果物や野菜をスパイス・酢・砂糖で煮込んだ「チャツネ」という調味料が使われますが、失敗したバナナジャムは、このチャツネに近い役割を果たしてくれます。
カレーを作る際、ルウを入れる前にジャムを加えて煮込んでみてください。
カレーに含まれる強烈なスパイスの香りが、バナナの気になる青臭さや渋みを感じにくくさせ(マスキング効果)、逆にバナナの甘みと酸味がカレーに溶け込んで、じっくり煮込んだような「コクと深み」を与えてくれます。
チョコバナナジャムにする(色と味のカバー)
色が黒ずんでしまった場合は、ココアパウダーやチョコレートを混ぜてさらに黒くし、「チョコバナナ味」にアレンジするのが賢い方法です。
小鍋にジャムを戻し、純ココアパウダー(または刻んだ板チョコ)を適量加えて、弱火で練り直してください。
チョコレートの濃厚な風味と苦味が加わることで、バナナ特有のえぐみや青臭さが目立ちにくくなります。
見た目もチョコクリームのようになるため、変色が気になって食べるのを嫌がっていたお子様でも、抵抗なく食べられるようになることが多いですよ。
生ハムやチーズと合わせる(甘じょっぱいおつまみ)
「甘すぎる」「味が単調でくどい」と感じる場合は、塩気のある食材と合わせるのがおすすめです。特に相性が良いのが、生ハムやチーズなどの塩味が強い食材です。
クラッカーにクリームチーズやカマンベールチーズを塗り、その上にジャムを少し乗せ、生ハムをちぎってトッピングしたり、粗挽きの黒胡椒を振ったりしてみてください。
バナナのねっとりとした甘みが、生ハムやチーズの強い塩気と口の中で混ざり合うことで「甘じょっぱい」絶妙なハーモニーが生まれます。
ワインやウイスキーに合う、おしゃれな大人のおつまみとして消費すれば、あっという間に瓶が空になりますよ。
パウンドケーキやマフィンに混ぜる
焼き菓子の材料として生地に混ぜ込むのも有効な手段です。オーブンで焼成する過程で、バナナ特有の青臭い香り成分(揮発性成分)がある程度飛びやすくなります。
小麦粉や卵と一緒に混ぜて焼けば、加熱によって香りが和らぎ、しっとりとしたバナナケーキに仕上がります。ジャム自体に砂糖が含まれているので、ケーキのレシピにある砂糖の量を減らして調整してください。

カレーに入れるのは料理上手な人の知恵じゃな。あのコクの正体が、まさか失敗したジャムだとは気づきにくい。まさに『捨てる神あれば拾う神あり』じゃな!
バナナジャムがまずい評価を覆す作り方

失敗の原因とリカバリー方法がわかったところで、次は「絶対に失敗しない作り方」をご紹介します。
科学的なコツさえ押さえれば、変色を防ぎ、お店で売っているような黄金色のジャムをご家庭で作ることができますよ。
失敗しない作り方の黄金比!砂糖・レモン・加熱時間

美味しいバナナジャムを作るためには、目分量ではなく、科学的に理にかなった「配合バランス」を守ることが大切です。
バナナの特性(糖度や酵素)を踏まえた、家庭でも失敗しにくい推奨の配合比率は以下の通りです。
| 材料 | 分量(目安) | 科学的なポイント |
|---|---|---|
| 完熟バナナ(正味) | 300g | 必ずシュガースポット(黒い斑点)があるものを使用し、渋みを回避します。 |
| 砂糖 | 90g〜120g | バナナの重量の30〜40%。保存性ととろみを安定させるために必要な量です。 |
| レモン汁 | 大さじ2(約30ml) | バナナの重量の約10%。変色防止と、ペクチンを働かせるために不可欠です。 |
| 塩 | ひとつまみ | 甘みの対比効果で味の輪郭をはっきりさせ、ぼやけた味になるのを防ぎます。 |
この配合をベースに、以下の「3つの鉄則」を守って調理してください。これまで失敗続きだったのが嘘のように、きれいなジャムに仕上がります。
【鉄則1】切ったら「3秒」でレモン汁!
作り方の最大のポイントは、「バナナを切ったら、直ちにレモン汁をまぶすこと」です。
バナナの断面が空気に触れている時間が長ければ長いほど、酸化酵素が働いて黒くなっていきます。
「3秒」というのはあくまで心構えですが、それくらい「スピード勝負」だと思ってください。
ボウルにバナナを輪切りにして入れたら、すぐに分量のレモン汁を回しかけ、全体にしっかりと絡めます。
これにより、レモンの酸とビタミンCが物理的に酸素をブロックし、酵素の働きを強力に抑制します。
もう絞らなくていい!冷蔵庫に常備すべき「神レモン果汁」
「毎回レモンを絞るのは面倒だし、手も汚れちゃいますよね。これならキャップを開けるだけで、切った瞬間のバナナに『秒』でかけられます!
私がこれを推す一番の理由は『紙パック』だということ。瓶ゴミが出ないので後片付けが本当に楽なんです。有機栽培のストレート果汁なので、酸っぱさも香りも抜群。ジャム作りにはケチらずドバドバ使えるこのサイズが正解です!」
【こんな人におすすめ】
- 生のレモンを絞るのが面倒で、ついレモン無しで作って失敗してしまう人
- 重たい「空き瓶」のゴミ出しにストレスを感じている人
- 皮ごと煮込むジャムだからこそ、無農薬・有機栽培にこだわりたい人
- 炭酸水で割ってレモンソーダにするなど、日常的にたっぷり使いたい人
【鉄則2】鍋で強火、一気に加熱!
鍋にバナナと砂糖を入れたら、迷わず「強火〜中火」で点火し、一気に沸騰させます。ここがお鍋で作る最大のメリットです。
バナナを変色させる酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)は、温度が60〜80℃付近まで上がると活性が低下し、沸騰状態(100℃近く)になると速やかに失活(働かなくなること)します。
逆に言うと、酵素が活発に働く40〜50℃のぬるい温度帯をゆっくり通過してしまうと、煮ている最中にどんどん色が黒ずんでしまいます。
沸騰したら中火にし、焦げ付かないように木べらで絶えず底から混ぜながら、5〜10分程度の短時間で煮詰めます。
弱火でコトコト煮込むのは、色が濃くなり風味も飛んでしまうためNGです。「短時間で高温まで持っていく」のが、黄金色に仕上げる科学的な正解です。
【鉄則3】冷めると固くなることを計算する
ジャム作りでよくある失敗が「煮詰めすぎてカチカチになる」ことです。
熱々の状態ではサラサラとしていて「まだ水っぽいかな?」と不安になるかもしれませんが、そこで火を止めずに煮詰め続けると失敗します。
ジャムのとろみ(ゲル化)は、冷める過程でペクチンの網目構造が安定することで生まれます。
また、加熱によって水分が蒸発しているため、冷めると粘度は格段に増します。
「鍋の中で少しとろみがついたかな?」と感じる程度、スプーンですくってポタリと落ちるくらいの「ゆるめ」の状態で火を止めるのが、冷えた時にパンに塗りやすい固さにする秘訣です。

なるほど!『切ったらすぐレモン』で変色を防いで、『強火で一気』に酵素を止めるのね。これさえ守れば、私でもキラキラのジャムが作れそう!
はちみつやシナモンでコクを出す人気アレンジ

基本の作り方に慣れてきたら、少しアレンジを加えて自分好みの味を見つけてみましょう。
特に人気なのが「はちみつ」や「スパイス」を使った大人向けのアレンジです。
砂糖の一部を「はちみつ」に置き換える
砂糖の全量をはちみつにするのではなく、砂糖の30%程度を目安に置き換えてみてください。
はちみつ特有の複雑な香りと風味がバナナと合わさり、より濃厚でリッチな味わいになります。
ただし、はちみつは砂糖よりも焦げやすいため、火加減には十分注意が必要です。
また、色の濃い「そば蜜」などは香りのクセが強くバナナと喧嘩してしまうことがあるため、クセの少ない「アカシア蜂蜜」などがおすすめです。
【重要な注意点】
はちみつを使用する場合は、「乳児ボツリヌス症」のリスクがあるため、1歳未満の乳児には絶対に与えないようにしてください。
腸内環境が整っていない赤ちゃんにとっては命に関わる危険があります。
(出典:厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」)
魔法の粉「シナモン」で高級感アップ
バナナ独特の青臭さがどうしても苦手な方には、「シナモン」のちょい足しが特におすすめです。
バナナとシナモンは相性が抜群で、お互いの良さを引き立て合う関係にあります。
火を止める直前にシナモンパウダーを2〜3振りするだけで、気になる青臭さがスパイスの香りでマスキングされ、まるでカフェで出てくるスイーツのような芳醇な香りに変化します。
さらに、ラム酒やブランデーを小さじ1杯ほど垂らすと、香りの奥行きが増し、大人の風味になって格別です。
失敗ジャムを救う!常備しておきたい「香りの救世主」
「なんか青臭い…」「味がぼやけてる…」そんな時は、騙されたと思ってシナモンを2〜3振りしてみてください。
鍋に戻して煮直す必要はありません。かけるだけで、気になっていた臭いが消え、まるでカフェで出てくる高級スイーツのような香りに変わります。
GABANのシナモンは香りの立ち方が段違いなので、一本持っておくとトーストやヨーグルトが劇的に美味しくなりますよ!
【こんな人におすすめ】
- 調理不要!かけるだけで失敗ジャムを美味しく救済したい人
- バナナ特有の「青臭い匂い」が苦手な人
- 数百円で手軽に「お店の味」を出したい人

シナモンとバナナは永遠の恋人同士じゃ。これにラム酒を垂らせば、安売りのバナナが高級ホテルのデザートに早変わりするぞ。ぜひ試してみるんじゃな。
相性抜群!ミックスジャムの人気レシピも紹介

バナナ単体だとどうしても味が単調になりがちですが、他のフルーツと組み合わせることで、それぞれの欠点を補い合い、劇的に美味しくなります。
特に相性が良いのは、バナナに不足している「酸味」と「ペクチン(とろみ成分)」が豊富なフルーツです。
バナナ×りんご(黄金コンビ)
最もおすすめなのがリンゴとの組み合わせです。リンゴは果物の中でもペクチンを多く含んでいるため、バナナだけではつきにくいとろみ(ゲル化)を助けてくれる性質があります。
また、リンゴの爽やかな酸味がバナナの濃厚な甘みを引き立て、角切りにしたリンゴのシャキシャキ感とバナナのねっとり感のコントラストも楽しめます。
目安として「バナナとリンゴを同量(1:1)」の割合で混ぜ、砂糖とレモン汁を加えて煮込むのが、味のバランスが良く失敗しにくいおすすめの配合です。
バナナ×オレンジ(マーマレード風)
柑橘類との相性も抜群です。オレンジの果肉や、市販のマーマレードを少し加えて一緒に煮込むと、柑橘の皮(ピール)に含まれる独特の苦味と香りがアクセントになり、バナナのまったりとした甘さをキュッと引き締めてくれます。
ヨーグルトにかけるソースとしては、この爽やかな組み合わせが最高です。

私はリンゴ入りのジャムが好き!シャキシャキしてて美味しいし、色がきれいだからパンに塗るとすごく可愛いんだ〜。ママ、今度一緒に作ろう!
手作りジャムの日持ち期間と腐敗サイン
手作りのバナナジャムは、市販の瓶詰めジャム(特に保存性を高めた高糖度タイプ)とは異なり、保存料が入っておらず、糖度も低くなりがちです。
そのため、基本的には「日持ちしない」と考えてください。「冷蔵庫に入れているから大丈夫」と過信するのは危険です。
【保存期間の目安】あくまで「目安」として捉えよう
保存期間は、砂糖の量だけでなく、瓶の煮沸消毒や脱気ができているか、取り分けるスプーンが清潔かなど、衛生状態によって大きく変わります。
以下の期間内であっても、過信せずに早めに食べ切ることが大切です。
※清潔な瓶を使用し、必ず冷蔵保存(10℃以下)した場合
なぜ手作りジャムは傷みやすいの?
菌が繁殖するためには「水分」が必要です。砂糖には食品中の水分を抱え込む性質(保水性)があり、菌が使える水分(自由水)を減らすことで腐敗を防いでいます。
しかし、健康志向で「砂糖不使用」や「甘さ控えめ」で作った手作りジャムは、この砂糖によるガード力が弱く、菌にとって利用しやすい水分が多く残っている状態です。
そのため、市販品に比べてカビや細菌が増殖しやすい環境にあるのです。
食べてはいけない「危険サイン」
以下のような変化が見られた場合は、微生物が増殖している可能性が高いです。「もったいない」と思わずに、迷わず廃棄してください。
【見た目だけで判断しないで!】
食中毒の原因となる菌やウイルスの中には、見た目や臭い、味に変化を起こさないものも存在します。
上記のサインが出ていなくても、「常温で長時間放置してしまった」「濡れたスプーンを使ってしまった」など、衛生面に不安がある場合は、食べるのをやめる(廃棄する)勇気を持ってください。

手作りジャムは『保存食』というより『生鮮食品』に近い感覚で扱おう。毎回必ず清潔なスプーンを使うこと、そして『怪しいな』と思ったら食べないのが、家族のお腹の安全を守るルールだよ。
まとめ:バナナジャムがまずい悩みは“科学”で解決できる
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
バナナジャム作りは、実はとても奥が深く、単に煮込むだけではうまくいかない「科学的な理由」があることをお分かりいただけたかと思います。
「まずい」と感じた失敗作も、衛生的に問題がなければ、チャツネとしてカレーに入れたり、お菓子作りに活用したりしてリメイクできます。
そして何より、特性を理解すれば、次は必ず美味しいジャムが作れます。
最後に、この記事の重要ポイントを振り返っておきましょう。
失敗は成功のもとです。「完熟・酸・温度」のコントロールさえ掴めば、泥のような失敗作ではなく、黄金色に輝く濃厚なバナナジャムが待っています。
それはきっと、あなたの朝のトーストを幸せな時間に変えてくれるはずです。
ぜひ、このページをブックマークして、ジャム作りの際に見返してみてくださいね。あなたの再挑戦を応援しています!


